こんにちは。久しぶりの書の投稿です。
私の教室は月1回程度、筆を用いた書のワークショップを実施しておりますが、昨年からのご要望で、自宅からオンラインで気軽に参加できる書のワークショップを模索してきました。
今回、ご自宅で過ごす方が多い時期に、テスト的に実施したいと思っています。
初回のテーマは「普段の自分の字を知る」です。
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●レッスンの内容
あなたの普段の文字を拝見して、文字から読み取れることをお伝えします。
今回は、実際に文字を書く、書の実践はありません。
自分の文字を客観的に見る練習です。
見たり、話したりを通して感性を伸ばすような気軽なワークショップです。
1、事前にご自分の文字がわかるものを提出いただきます。
2、当日、1を画面共有しながら文字から読み取れることをお伝えします
3、疑問や深く知りたいことを伺い、簡単な文字の添削を通してアドバイスを行います。
●当日ご用意いただくもの
書道道具は不要です。お好きなお飲み物やお茶菓子とメモなどをご用意の上、ご参加ください。
●所要時間
約40分
●ご参加方法
当日はオンラインでのご参加になります。お申し込み後、zoomのアドレスをご案内します。
●事前のご準備
普段のご自分の文字がわかるものを2〜3点の写真を撮影し(スマホでOK)、送付ください
例)手紙、封筒の宛名、ノートやふせんのメモなど
送付先は、 お申し込み後 メールでご案内します。
お申し込み先は、記事の最後にリンクを貼ってあります
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今回の木価格の経緯は以下。
先日、美容院に行ったときのことです。美容師さんに質問してみました。
「(美容師の)〇〇さんは、髪を触るとお客さんの状態や性格などわかりますか?」
「そうですね、だいたいわかりますよ。素直なタイプだなとか。特に通ってくれる常連さんなら今疲れてるんだろうな、とか。」
やはり。書も同じです。
私に限らずですが、書道家は、文字を見れば、その人の人となりはだいたいわかります。
文字には、その時の自分がそのまま出ているのです。
私は、筆を持って書を行う時は「稽古」という認識をしていて「意識的に」書いています。
一方で、普段のペン字は走り書きばかり。お恥ずかしながら自分の例を示します。
写真1)
シーン:気の知れた友人とブレスト中。
筆記具:ホワイトボード、マーカー
文字:文字の角が取れていてリラックスしていると思われる。字が横方向に流れていて、流れ出るアイディアのままにスルスルと無意識的に書いている。人に読んでもらうことを意識していない。丁寧さはない。自分のために書いている文字になっている。
写真2)
シーン:プレゼントに同封する挨拶状。
筆記具:便箋、ペン
文字:前半は字間が広く、文字と文字につながりが少ない。1文字ずつ緊張して書いている様子。固さがある。中心軸のずれがあり、自分自身の中のブレが見える。つまり少々自信のなさが見え隠れする。それは文字への自信のなさか、内容への迷いか。後半は字間が狭くなってきて前半よりは迷いが少なくなっている。※印以降は文字に速さがある。商品の扱いといった事務的な伝達を淡々と書いているだけ。
もう一つ。
写真3)
シーン:クッキー作り教室で、小学生がプレゼントに書いたメッセージ
筆記具:ラッピング袋、マジック
文字:右側に「いっしょに くっキーを つくってくれて ありがとう」と書いてあります。
部分的に見ていきます。”いっしょ” という部分は、ゆったりたっぷりとした雰囲気があり、一緒に何かを行うことを大切にする感性のある方ということが読み取れます。”くっキー”は、クッキーのことですが、”キー”の部分がしっかりとした直線で強い想いや芯の強さを感じ、今日作ったものに対する率直な好意が伝わります。”つくってくれて”は、ヨレてみにくいですが、”つく”のところはとてもしっかりしていて、何かを作ることに真剣さを発揮できる性質をお持ちと感じます。”くれて” の部分は、他の部分に比べ少し小さくなり、少々のためらいや 恥ずかしさがあるのかもしれません。気持ちが内側に向かっているという変化を感じます。(これは、恥ずべきことではなくあなたの素晴らしい感性だということを、伝えたいですね)”ありがとう” は、 ここだけ下にずらして書いてあり、特別なメッセージとして書いてあることがわかります。
全体としては、物事にとても丁寧に向き合う性質をお持ちという印象を受けました。
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3つ、例を見ていただきました。あくまでも、私の主観ですのでご了承ください。
皆さんは、自分の字をどのように感じていますか?上手か下手かということを聞きたいのではありません。
美しい文字を書きたいと思うなら、「型」を身につけることが必要です。
書道教室では、個性を発揮する前にまず型を習い、自分の文字を整えていくのが一般的です。
「型を身につけた自分 = これまでより次元の高い自分」 です。
我流を捨て型に沿った美しい文字を書くということは、違う人格になったつもりで書くことに等しい、と私は思います。一つ上の次元に行くための「型」。ですが最初から型を目指すとうまくはまらないことがあります。
ということで、今回のワークショップは、「型」に触れる前に「自分の文字を知る」という試みです。
自分の普段の文字=自分の現在地。
まずは自分の書きぶりを知りましょう。普段のあなたの文字を拝見して、私なりに読み取れること、感じたことをお伝えします。印象、考えクセ、今の調子など・・・
自分では気づかなかったことや、新しい自分に気づくかも知れません。するとお仕事のこと、今向き合ってい何かについての小さな答えが見つかるかも。
今回のワークショップでいい感触を得られたら、おって実践型のワークショップをご案内致しますね!
【お申し込み】
こちら のサイトよりどうぞ。