先般コラムを寄稿させていただき、記事を掲載しました。
https://yfd-studio.net/topics/529/
メトロミニッツ の編集部の方は、私の原稿を丁寧に赤入れをして細かいやり取りをしてくださいました。私がビギナーなのですが、さすが編集のプロなのだなと感銘を受けました。たとえば
・ハンカチが題材なので、もう少し柔らかい文体が良いのではないか?
・このように短文化しても原稿の雰囲気を崩さないのでは?
・作家とのリアルなやり取りが感じられるように表現してはどうか?
私の中では「ベストな原稿」であっても、「記事のテーマ」、「媒体のコンセプト」、「読者様」といったアングルで見ると、調整が必要だということを改めて教えていただいたのです。しかも書き手である私を尊重してくださるという、寛容さを携えて。
さて、本日も素敵な方が工房を訪問されました。彼女のお仕事は編集(以下K様)。早速K様に、先日の私の体験をお話しsひたら、大きく頷いてくださいました。
「そうなんです、書き手とぶつかり合うことすらあります。」とのこと。
そういえば、漫画やドラマなどで作家の先生を囃し立てる編集さんというシーンてありますよね?まさにあれを思い出しました。
様々な観点や立場から原稿を読み解いては推敲することをやめない。たとえ書き手と衝突してもより良い答えを導く。そうすることで、読み手に滞りなく情報が伝わることをお話しくださいました。
大「変ですが、こういった作家さんがいるからこそ、記事の厚みが増すというか。表面的なやり取りで済ませたら、薄っぺらい雑誌になってしまうと思うのです」
私も同感です。書き手の立場としては、
「編集さんによって原稿が磨かれる」
そんな風に感じた今日でした。独りよがりにならないように文筆を整えたいものですね。