「みらいクリエイターズフェスタ2024」にて、徳島県産食材「和三盆」のお菓子をテーマに
食育とパッケージデザインの視点を統合したワークショップを開催しました。
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:開催日時 2024年8月25日(日)9:30~10:40
開催場所 おきのすインドアパーク(徳島市)
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●当日の流れ
1.徳島の食べ物を知る
「和三盆(わさんぼん)」って知ってる?
2.味見をしよう
3種類のお砂糖(白砂糖・和三盆・黒糖)の味比べ
3.パッケージデザインをしよう
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1.徳島の食べ物を知る
「わさんぼん」って知ってるかな?そんな問いかけで始まった今回のワークショップ。
徳島県の特産品「和三盆」。その和三盆にはどんな特徴があるのか、砂糖の味比べを通して探ります。
2.味見をしよう
同じ砂糖だけど製法や特徴の違う 白砂糖、和三盆、黒糖の3種類を味比べしました。
まずは、白砂糖を味見。「あまい」「ざらざらしてるな」
続いては、和三盆。「粉っぽい」「すぐに溶ける」「色はクリーム色」
黒糖はどうでしょう?「きな粉っぽいにおいがする」「にがい」「ピーマンかんだみたい」
一口に砂糖と言っても、こんなに味や食感、色の違いがあることを子どもたちと体感しました。
中でも黒糖は、苦みや酸味を感じ取っていた子どもたちの繊細な味覚には驚きです。
3.パッケージデザインをしよう
続いては、和三盆のお干菓子をパッケージデザイン。
「届けたい相手に想いを絵(形)にして伝える」というデザインの本質を踏まえて考えていきます。
まず、だれにあげるのか。その人にどんなメッセージを伝えるかを考えます。
お友達、お父さん、お母さん、おじいちゃん…「さらさらしてやさしいあまさだよ」「和三盆おいしいよ」など伝えたいことを書き出していきました。
続いて、ブランド名を考え、ブランドマークを作ります。
「自分がお菓子屋さんになったと思って、お店の名前を考えてください。」と、お手本を参考に、子どもたちは自分の名前のケーキ屋さん、お砂糖屋さんなどそれぞれの店名を考えました。
好きなお花に店名を描いたり、和三盆の型の絵をモチーフにして描いたり。
子どもたちは思い思いのマークを作ってラベルに描きました。
ラベルができたら、いよいよ仕上げ。 和三盆の入った袋をシーリングします。
ラベルを貼って…
完成です!
一つとして同じものはない、個性豊かなパッケージができあがりました。
最後には、「楽しかった!」、「デザイナーになりたい!」など、これからが楽しみな子どもたちの感想を聞くことができました。